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2009年06月21日

鬼狩り概説(マニュアル)

鬼狩りロゴ

 「鬼狩り(おにがり)」をご存知だろうか。老若男女問わず楽しめる追いかけっこのゲームである。若干の準備は必要だが、ルールは単純明快で、大変ホットにエキサイトしたひと時を過ごすことができる。
 本稿では、鬼狩りをセカンドライフの仮想世界内で行うための手順を説明する。

1.鬼狩りの勝敗
・制限時間内にすべての鬼を捕まえれば狩人の勝利
・制限時間まで逃げ切れば、鬼の勝利

 鬼狩りの鬼は、著名なゲーム「鬼ごっこ」(奴もまた大変ホットでエキサイトするゲームである)とは正反対に、逃げる役割である。
 狩人は鬼を探し捕まえる役割である。

 ※鬼狩りHUDでは、鬼、狩人を別の言葉で言い換えることができる。たとえば鬼を魚、狩人をペンギンに。
 魚ペンギン EscapeHunt


2.準備
2-1.参加者を募る
 だいたい2~10人程度の参加者がいればエキサイトするだろう。

2-2.会場を決める
 次のような場所が鬼狩りに向いている。
 ◇建物など、隠れる場所が多い
 ◇ラグがそれほどない
 ◇アバターがそれほどいない
 ◇隣接SIMがない
 ◇謎の団体が突然追いかけっこを始めても怒られない
 ◇戦闘禁止区域
迷路

 土地所有者や関係者に受け入れられない場合や、他にSIMを訪れる人の迷惑になる場合には、速やかに引き下がろう。

2-3.鬼狩り専用HUD(フリービー)を取得
 鬼狩り専用HUD(Geppaku Kohime氏制作)は、天空茶房江戸紫森林公園にて配布している。
 「client」HUDは、参加者全員が装着する。「server」HUDは、1名だけ装着する。「server」は複数が装着すると誤動作するため、主催者が装着するのがよいだろう。

 天空茶房江戸紫森林公園:http://slurl.com/secondlife/Limburg3/15/77/1983
HUD場所

 ※不明点があれば、天空茶房スタッフに気軽に尋ねてほしい。
  スタッフはいたりいなかったりするが、金・土曜日の夜10時~翌2時は、隣接の天空茶房紅海老茶楼が営業しており、スタッフがいる確率が高い
  天空茶房紅海老茶楼には、鬼狩りのために作られた地下迷路がある。また、隣接の天空茶房萌葱楼では建物全体を使って短時間の鬼狩りを楽しめる。

 天空茶房紅海老茶楼:http://slurl.com/secondlife/Limburg3/63/58/1998

2-4.環境設定
 鬼狩りは、純粋に探索や追いかけあいのエキサイト感を楽しむためのものである。
 エキサイト感を実現するために、次の設定を行う。
 ◇ミニマップを非表示にする
 ◇レーダー系のHUDは外す
 ◇移動の加速系HUDは外す

2-5.グループカンファレンスの開設
 必須ではないが、参加者全員のコーリングカードを所持しているなら、連絡用にグループカンファレンスを開いておく。

 ※グループカンファレンスは、フレンド一覧でCtrlキーを押しながら参加者をすべて選択し、IMボタンを押すことで開ける。
 一度開いたカンファレンスに参加者を追加したい場合には、その参加者のコーリングカードをカンファレンスウィンドウにドラッグ&ドロップする。
 ※グループカンファレンスはメッセージ表示までのラグが大きいため、緊急の連絡には個人宛IMを使おう


2-6.禁止行為の確認
 追いかけあいのエキサイト感を実現するために、鬼狩り参加中は次の行動を禁止する。
 鬼狩りに初参加の人がいれば、説明してあげよう。

 丸禁
 飛行の禁止
  移動速度が上昇することと、上空に移動することで行動範囲が限りなく広がってしまうことが好ましくないため、飛行は禁止する。
  ジャンプはいくら使ってもいい。ぴょんぴょん跳びながら追いかけてもいい。
  なお、セカンドライフビューアーの環境設定で「ジャンプキーを押し続けると飛行する」にチェックが入っている場合、ぴょんぴょん跳んでいると誤って飛行することがある。鬼狩り中は、チェックを外しておいたほうがよいだろう。

  飛行の禁止の例外:その(1)
   狩人が探索を始める前の段階であれば、鬼は飛行することができる。これは、鬼が隠れるまでの狩人の待ち時間を減らすための配慮である。ただしこの場合も、飛行なしには到達できない場所に移動することは禁止する。
  飛行の禁止の例外:その(2)
   オブジェクトの狭間にはまり込んでしまい、飛行なしには脱出できない場合。脱出に必要な最低限の飛行をすることができる。
  飛行の禁止の例外:その(3)
   進入禁止区域である水中に誤って落ちた場合。陸地に上がるために必要な最低限の飛行をすることができる。

 丸禁
 水中への進入禁止
  地上から視線が通らないため、水中は使わない。
  誤って落ちた場合、陸地に上がるために必要な最低限の飛行をすることができる。

 丸禁
 テレポートの禁止
  ロード画面を挟むテレポートは使用禁止である。
  
  なお、「Sit」することで同一SIM内の離れた座標に移動するような装置の使用も基本的には禁止だが、参加者全員がその装置の存在を事前に知っているのであれば、使用可能としてもよい。

 丸禁
 他SIMへの移動は禁止
  鬼狩りHUDが誤動作するため、会場外への移動は禁止する。
  
  鬼狩りではミニマップを非表示にするため、気づかずに隣接SIMに入ってしまうことがある。これを避けるために、隣接SIMのない会場か、スカイボックスなど境界がはっきりとわかる場所を選ぶとよいだろう。

 丸禁
 「Sit」の禁止
  離れた場所から何らかのオブジェクトを右クリックしパイメニューから「Sit」を選ぶことで、瞬時にその場に移動したり、壁を突き抜けたりできるが、鬼狩りでは禁止する。

 丸禁
 非表示アバターの禁止
  アニメーションにより床下に埋まった状態になることや、透明など、視認性の極端に落ちるアバターを禁止する。

 丸禁
 カメラのみの移動の禁止
  遠方の壁などをAltクリックして、視点のみを遠方に飛ばすことを禁止する。


 以上が禁止行為となる。
 禁止行為が多いため、「それじゃあ走るか止まるかしかできないじゃんテンメンジャン」という声があちこちから聞こえてくるが、そのとおり(児玉さんの声で)、鬼狩りは純粋に「追いかけあい」を楽しむためのゲームなのだ。

 ここまでが確認できれば、いよいよ鬼狩りの始まりである。


3.ゲームの流れ

3-1.会場内の開始位置に集合
 開始位置はSIMの端やSIMの入り口風の場所、大きな建造物の近くなど、わかりやすいところがよいだろう。
集合

3-2.鬼と狩人にわかれる
 参加者全員で話し合い、鬼役と狩人役にわかれる。鬼志願者はHUDの「鬼」ボタンを、狩人志願者はHUDの「狩」ボタンを押す。3-1の画像右下を見てほしい。

 狩人が多いほど相対的に鬼が逃げ切る確率が下がるため、参加者数に応じて複数の鬼を決めるとよいだろう。

※鬼人数の目安
 参加2~4人:鬼1人
 参加5~7人:鬼2人
 参加8~10人:鬼3人
 参加300万~400万人:鬼1人

3-3.鬼が隠れる
 鬼は開始位置から離れる。会場内であれば、どこまで離れてもよい。
 建物の中に身を潜めてもいいし、目立つ場所で堂々と狩人を待ち受けてもいい。
 鬼の鬼狩りHUDの文字色は、狩人が近づくと距離に応じて白から黄色、赤色へと変化するようになっている。
 なお、方向音痴と呼ばれる方々は、ミニマップを非表示にした状態で「先に隠れて」と言われても、うろうろするうちにいつのまにか開始位置に戻っていた、などという不思議な体験をすることがある。このため3-1で述べたように、開始位置は目に見てわかりやすい場所がよい。

3-4.ゲーム開始
 狩人は開始位置に5分ほど待機し、鬼に準備がよいかたずねる。確認には前述のグループカンファレンス、もしくはIMを使う。
 準備がよければ、鬼狩りHUDの「鬼」と「狩」の間にある×印のボタンを押す。青色ダイアログが開くので、ゲームの制限時間を選ぼう。
 制限時間は、会場の特徴に応じて決めるとよいだろう。制限時間を選ぶと同時に、制限時間のカウントダウンが始まる。
 狩人は鬼の探索に出かけよう。
開始

※制限時間の目安
 隠れる場所がない開けた土地:5分
 建物など隠れ場所が多い土地:15分
 アマゾンのジャングル:5年
 太陽系:300万年

3-5.狩り
 狩人は鬼を見つければ、ガチで追いかけよう。
 鬼のアバターが狩人のアバターに接触すると、狩りが成功したことが鬼狩りHUDにより参加者全員に通知される。
 捕まった鬼は制限時間が来るまでぶらぶらしていてもいいし、ぼーっとしていてもいい。
 この「狩り」を繰り返し、全員の鬼が狩られるか、制限時間が来ればゲーム終了である。

 鬼狩りHUDからゲーム終了通知があれば、全員、開始位置に戻り健闘を称えあおう。
 続けて次のゲームを始めるなら、3-2の手順から進めればいい。

 ※鬼狩りは原則、鬼チーム対狩人チームの団体戦になる。カンファレンスで狩人同士が鬼の目撃情報を共有することで、ゲームはよりクールでホットでチリペッパー(ごくり)になるだろう。
 ※開始位置に全員を戻すときに、全員がフレンドならば、フレンド一覧からCtrlキーを押しながら参加者全員を選び、テレポートを送るボタンを押すと、まとめてテレポートを送れる。


4.まとめ
 以上が「鬼狩り」のルールである。

 鬼狩り専用HUD(Geppaku Kohime氏制作)は、天空茶房江戸紫森林公園にて配布している。
 「client」HUDは、参加者全員が装着する。「server」HUDは、1名だけ装着する。「server」は複数が装着すると誤動作するため、主催者だけが装着するのがよいだろう。

 天空茶房江戸紫森林公園:http://slurl.com/secondlife/Limburg3/15/77/1983

 ※不明点があれば、天空茶房スタッフに気軽に尋ねてほしい。
  スタッフはいたりいなかったりするが、金・土曜日の夜10時~翌2時は、隣接の天空茶房紅海老茶楼が営業しており、スタッフがいる確率が高い
  天空茶房紅海老茶楼には、鬼狩りの練習に適した地下迷路もある。また、隣接の天空茶房萌葱楼は建物全体が鬼狩りに最適化されている。

 天空茶房紅海老茶楼:http://slurl.com/secondlife/Limburg3/63/58/1998


5.鬼狩りの今後
 鬼狩りの禁止行為については、ざっと見てもらうとわかるように、その大半は参加者各々が自主的に守るものである。鬼狩りHUDがチェックするわけでもないので、厳密に公正さを調べることはできない。
 このため現状では、たとえば公開競技として任意参加者を募り、勝利者に賞品を与えるようなことを行うには環境が整っていない。
 あくまで、信頼できるよく知った仲間内で、追いかけあいのエキサイトさを楽しむためのグッズだと考えてほしい。逆に、信頼できる仲間同士であれば、禁止行為の判定はもっと柔軟にしてもいい。また、ローカルなルールを追加して楽しむこともできるかもしれない。

6.最後に
 鬼狩りの基本ルールは紀元前10万2009年頃、「朝メン」グループメンバーにより案出された。
 Geppaku Kohime氏が専用HUDを開発し、2008年後半から2009年にかけて、朝メンや朝メンの目の前に偶然居合わせた人たち、その連れ、ペットなどによりテストプレイが重ねられ、いまのルールが作られた。

 本稿はアイシャ・Yiyuan(読めない)がまとめた。

タグ :鬼狩り

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 鬼狩りのテクニック (2009-06-25 21:19)
Posted by NaoAissha at 13:46│Comments(1)☆鬼狩り☆
この記事へのコメント
鬼狩りするのに適している(と思う)場所の
推奨LMも置いてあります。

是非、お試しください^^
Posted by 新・病んでる at 2009年06月21日 17:12
 
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